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まちづくり講座第3回で野田延聖氏が講演

 3月13日(水)まちづくり講座第3回(最終回)には四日市市社会福祉協議会でCSW(コミュニティソーシャルワーカー)として活動しておられる野田延聖(のだのぶきよ)氏が地域のまちづくりにおけるボランティアの役割について講演されました。

 CSWという仕事は、地域において支援を必要とする人々に対して、地域とのつながりや人間関係など本人を取り巻く環境を重視した援助を行う専門知識を有するスタッフで、制度の狭間や既存の福祉サービスだけでは対応困難な事案の解決に取り組んでおられます。

 人々の繋がりが薄れてお互いが無関心となり、無縁社会や孤独死、自死・児童虐待・いじめ・不登校に見られる社会的孤立・孤独な社会となっている現代では、公的な仕組みだけでなく地域の繋がり(5つの「ち」縁:血・地・知・値・治)による支えあい、即ち共助の活動が必要とされ、それがボランティアの意義であり役割であること、更に
          「寒いねと語りかければ 寒いねとこたえる人のいる あたたかさ (俵万智)」
の歌を例にとり、人と人とが共感しあえる関係つくりであると話され、受講者の共感を呼んでいました。 最後に「内部地区にとって必要な活動は何?」の呼び掛けに対して受講者一人一人が思っていることを発表し合い、今年度の講座が終了しました。

(2013年3月13日 社協広報部が取材しました)

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