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県下最大級5万KWの太陽光発電事業
波木町・小林町・山田町にまたがる山林に計画中

  全国に太陽光発電事業を展開している(株)ジーヴァエナジーが四日市市波木町と小林町・山田町にまたがる94.67ヘクタールの丘陵地に出力5万キロワットのメガソーラーを建設する計画を進めています。



























現況写真(事業区域は大部分が山林。右の笹川団地と比べると規模の大きさがよくわかる。)
























 国内有数の出力規模で、同社では最大規模。計画では太陽光発電パネル23.7万枚を設置し、一般家庭1万2500世帯分を発電する計画。新たに設立する現地法人「四日市足見川メガソーラー合同会社」が運営し、2018年2月~3月に着工、2020年12月~21年春頃稼働を目指しています。


 事業規模が大きく、三重県の環境影響評価条例の規制対象となるため、「四日市足見川メガソーラー事業環境影響評価方法書」を県に提出、内部地区市民センターなど市内5カ所で住民縦覧(5月9日から6月22日まで)のほか、地域住民の意見を聞く説明会が6月5日(日)山田町高齢者若者センター(高若センター)で行われました。

 説明会には事業者側からジーヴァエナジー、環境影響評価を担当する三重県環境保全事業団、建設業者など約20名と地域住民約40名が参加しました。

 今回は環境影響評価書に係る説明会であったが、住民からは森林伐採に伴う洪水・農業用水への影響、大規模パネルによる気温上昇・反射光・景観への影響、野生動物の生息地減少による近隣農業への獣害拡大など、環境変化への懸念と要望が多く出されました。

 今後は方法書に基づき現地調査を実施、調査結果に地元住民や行政の意見を反映させるなど一連の手続きを経て影響評価書を決定、その後事業開始となる見込み。

 「四日市足見川メガソーラー事業に係る環境影響評価方法書」は株式会社ジーヴァエナジーのホームページから。
  http://zivaenergy.com/assess.html

 三重県による本件の公告は三重県ホームページから。

  http://www.pref.mie.lg.jp/eco/assess/88719000001_00001.htm

(2016年6月5日 社協広報部が取材しました)

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