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「小許曽神社誌」誕生


 平成28年11月13日に小許曽神社を解説した冊子「延喜式内 小許曽神社」(A4版 32ページ)が発刊されています。

 小許曽神社は延喜五年(905)に編纂された延喜式のなかの神名帳(じんみょうちょう)に記載され、式内社として古くから地元により崇拝されてきました。今では小古曽地区の氏子約600軒のなかから神社総代と宮当番が選ばれ、今なお多くの神事が年間を通じて執り行われています。

 この冊子は平成9年以来神社総代を務めておられる木田冨喜二氏が神社社報「おごそ」、「四日市市小古曽町郷土誌」、「四日市市史」などの文献資料ほか、先人の調査資料を基に約1年かけてまとめ上げたものです。 発刊の経緯は冊子に詳しく記されていますが、平成28年3月に四日市文化会館発行「文化展望四日市ラ・ソージュ36号」の特集記事の「よっかいち地域ごよみ」として「小許曽神社の粥試し」が詳しく取り上げられことが大きな刺激となった、とあります。

 神社誌は小許曽神社の歴史・沿革、祀られている神々の謂われ、年間の祭事、神社内の施設・遺跡など小許曽神社のすべてが盛り込まれています。特に年間祭事については運営組織や内容が詳しく記され、永く後世に残る記録であるばかりでなく、広く一般に紹介する本となっています。社誌は1000部印刷され、小許曽神社が心のやすらぎ的存在として親しまれ、隆昌することを念じて、小古曽町および奉賛地区の氏子・住民に配布されました。

(2017年1月25日 社協広報部が取材しました)


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