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うつべふるさと探訪ツアー

 四日市あすなろう鉄道の鉄道施設と東海道沿いの史跡を案内人が解説しながら巡る、電車とウォーキングを組み合わせたユニークなイベント「うつべふるさと探訪ツアー」が3月4日(土)にありました。

 この催しは、地域の特色を生かしたまちづくりを進める平成28年度の地域活動費事業(館長権限予算)の締めくくり事業として内部地区まちづくり推進協議会と内部地区市民センターが計画し、「四日市の交通と街づくりを考える会」の共催を得て開催したものです。

 四日市あすなろう鉄道の知られざる歴史や車庫の見学もできるとあって県外や内部地区外からも多くの参加があり、参加者は216名にのぼりました。
 
 今回の探訪ツアーは、四日市あすなろう鉄道にまつわる歴史や施設の見学と、東海道沿いの史跡を、電車と歩きを組み合わせて巡るという興味深いコースとなっています。

コースの内容は以下のとおりで、総歩行距離約3.8㎞、電車移動距離0.6㎞でした。

内部駅
(受付と開会式・内部の歌オルゴール駅舎放送のお披露目)
     

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内部駅での受付 駅前広場はいっぱいの人で埋まりました 内部駅待合室のスピーカーからは電車の発着時に「うつべの歌」のオルゴールが流れます
あすなろう鉄道内部駅、駅舎および車庫見学
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普段は入れない内部車庫での車両整備について説明 あすなろう鉄道社員から運用についての説明
東海道を歩き史跡見学
(願誓寺・小許曾神社・観音寺・大蓮寺・旧小古曽駅)
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東海道を小許曽神社に向かって歩く 浄土真宗米田山願誓寺 小許曽神社では翌日の御鍬祭をひかえて準備が進められていました
黄檗宗慈現山観音寺 浄土真宗米田山大蓮寺 旧小古曽駅跡地での説明
小古曽駅であすなろう鉄道に乗車、内部駅へ
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小古曽駅 新型車両に乗られてラッキーでした 天井の黒い線はエヤコン吹き出し口
内部線延線跡地
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内部駅から内部川まで敷かれていた線路跡
東海道を歩き史跡見学(内部橋・町かど博物館・杖衝坂・血塚社)
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平成13年、東海道宿駅制度400周年記念事業で整備された「平成采女の一里塚」 采女の町並みを杖衝き坂に向かって歩く 杖衝き坂途中にあるまちかど博物館
 杖衝坂芭蕉句碑前  杖衝坂を下ってセンターへ  
血塚社から折り返し内部地区市民センターへ(豚汁とおにぎりの振る舞い・閉会式)  
帰路は東海道を外れて、采女八幡社前から采女町内を通ってセンターへ こにゅうどうくんがお出迎え  婦人会が朝早くから準備したおにぎりと豚汁をいただきました

 参加者は4つの班に分かれ、約3時間半をかけて案内人の説明を聞きながら遺跡や史跡を巡り、内部の歴史と自然を堪能していました。ゴール地点の市民センターでは豚汁とおにぎりが振る舞われ、また参加賞としてふるさと探訪マップと歴史小冊子の配布もあり、参加者には楽しい一日を過ごす催しとなりました。

 この催しには主催団体のほか内部地区婦人会、内部地区安全協会、小許曽神社、うつべ町かど博物館の皆さんがボランティアとして支援し、スタッフの総勢は約50名にのぼりました。また関係する自治会も休憩所などで協力しました。地域の足である四日市あすなろう鉄道の全面的な協力もありました。多くのみなさんの力が結集してこのような大きなイベントが安全に実施できたことは地域の大きな財産となることでしょう。

 また、平成28年度の地域活動費(館長権限予算)で実施した事業のうち、内部駅での電車発着時に「うつべの歌」のオルゴールを流す事業もこの探訪ツアーに合わせて3月4日からスタートし、参加者に披露されました。

(2017年3月4日 社協広報部が取材しました)

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