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内部地区まちづくり講座開催

  2月4日(日)、18日(日)の2日間で内部地区まちづくり講座が開催されました。 4日は、四日市大学副学長の松井真理子先生により「自分たちのまちは自分たちでつくる」と題して基調講演がありました。

 高齢化世帯が大幅に増えて地域のコミュニケーションが取りにくくなってきているため、町全体で物事を考え、高齢者だけではなく子ども、女性も含めたコミュニティー作りの必要性が問われています。 行政に頼るのではなく、住民たちで住民のために、 自分が出来ることをやらなければと先生のお話しを聞き、改めて考えさせられる講演となりました。


 18日は、ユマニテク医療福祉大学校の介護福祉科学科長の伊藤幾代先生に「みんなが活きるまちづくり~明日のために今できることを~」という講演をしていただきました。

 介護福祉という視点から、高齢者が閉じこもりにならないためにはどうすればよいか。また、「すべての人が世代を問わず、安心して暮らし続ける地域づくり」ということを聞き、「子育てするなら内部地区」 「最後まで自分らしく生きるなら内部地区」と思えるような地域にしていきたいと考えさせられる講演でした。
 基調講演の後のグループディスカッションでは、テーマにそってグループ討議を行いました。「内部の再発見」というテーマでは、「自然豊かで歴史がたくさん残っている」という声が聞かれたり、「みんなが楽しく参加、参画できるには?」というテーマでは、「地域対抗カレーライス大会をやってみてもいいのでは」という楽しい意見も聞かれました。


 最後に伊藤先生の講評の中で、「皆さんは仕事や地域活動を楽しかった!と言っていますか?大変!と言っていませんか?」と問いかけられました。 大人が発している言葉で今の子どもたちが「仕事は大変だから大人になりたくない」と思う子どもがいるかもしれません。また、「自治会活動は大変なのだ」と言葉を発することで周囲の人のやる気を無くしているのかも知れません。

  今回の講座を基に、参加して頂いた皆さんがこれからの地域活動に役立ててもらうことが期待されています。


  (2018年2月18日 内部地区市民センターより情報提供がありました)

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