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第14回お月見コンサートインうつべ
~手を取り合って~


 10月5日(土)、第14回となるお月見コンサートが内部東小学校体育館で開かれました。 今年のお月見コンサートは、障害のある人たちへの思いをテーマに「~手を取り合って~」と題して、歌と詩の朗読と障がいのある人たちによるミュージックベル演奏の構成です。さわやかな涼気の漂う初秋の夕べ、会場の体育館に集まった250名の聴衆を魅了しました。
 
 プログラムのオープニングはオゴソシスターズによるハンドベルの演奏で幕を開け、森やよいさんの歌と詩の朗読が始まりました。



 朗読の「ハルばあちゃんの手」は、ある海辺の小さな村に生まれたハルという女性の戦前・戦中・戦後を 生きた生涯を描いた絵本です。(『ハルばあちゃんの手』山中恒 作、木下晋 絵) ピアノとチェロの調べにのせて語られる透き通った声、絵本の絵がまざまざと目に浮かんでくるような素晴らしい語りでした。







 プログラムの後半はミュージックパレットによるミュージックベル演奏です。このグループは脳性まひやダウン症、目が見えないなど障がいをのある子と支援する仲間で構成され、演奏を通じて社会ともつながりを持ちながら人生を歩んでいます。長年指導してきた坂倉絹子さんはベル用の楽譜に自ら手づくりしてレパートリーを広げてきたそうです。宇宙戦艦ヤマトなどなじみのある曲を一生懸命に、そして見事に演奏する姿に聴衆は大きな拍手を送っていました。

  なお、同じ出演者によるこのコンサートは5年前にも行われています。
 2014年10月4日  第9回お月見コンサート「光降る夜に奏でる歌と朗読 歌のこころ ♪ ベルの願い」












































 (2019年10月5日 社協広報部が取材しました)



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