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女性のための1日防災講座
第3回 被災時の食を学ぼう(防災昼食会)

 1月25日(金)に内部地区市民センターで四郷地区女性防災レインボーのみなさんを講師に迎え、「第3回女性のための1日防災講座」が開かれました。
 今後予測される災害に備え、女性の視点を災害に強いまちづくりに反映させるため、昨年は「防災ずきん」「ダンボールトイレ」「新聞紙スリッパ」を作るワークショップを開催しました。
 今回は趣向を変え「被災時の食」をテーマに、耐熱ポリ袋やカセットコンロを用いた調理方法を学びました。 災害時にライフラインが止まった場合、耐熱ポリ袋に食材や水を入れ、沸騰した鍋に入れるだけで、温かくおいしい食事がいただけます。

 今回の講座では、鍋にポリ袋を入れて40分程で5種類のメニュー(チキンライス・肉じゃが・サバとキャベツのカレー風味・蒸しパン・カンパンのおしるこ)が完成し、参加者全員でおいしく試食しました。 どのメニューも家庭にある材料で、簡単に1つの鍋で作ることができます。また、この調理方法は調味料が普段の半分の量で済むため、塩分も控えめで、栄養も逃げないというメリットもあります。
 22名の参加者からは、 「想像以上の出来栄え(時間、味など)にびっくりしました。」 「体験できたので、実際に災害にあったときに実践できると思いました。」との声が聞かれました。
 被災した時は慣れない環境の中で不安やストレスも大きくなりますが、せめて温かく普段と変わらないメニューの食事をとることができれば、空腹だけでなく不安な心も少しは満たされるのではないでしょうか。 被災時の食については、今は様々なタイプの非常食も販売され、ポリ袋を使ったレシピもインターネット等で多く紹介されています。各家庭での備蓄の仕方なども含め、今後も被災時の食についていろいろとご紹介できればと思います。

 (2019年1月25日 内部地区市民センターより情報提供がありました)


 
 
 


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