ホトケノザ (仏の座)    「しそ科
2009年3月6日


 春先、日当たりの良い山すその道端や畑の周りに普通に見かける。高さ10 cm 〜20 cmくらいの草丈で頂部にピンク色の花が固まって咲いている草は良く見かけられるでしょう。

 ヨーロッパから北アフリカ、アジアに広く分布しているが、日本へ何時渡来したかは知らないが、春の七草に言う「ホトケノザ」はコオニタビラコ(キク科)でまったく違い、このホトケノザは食用にはならない。


 頂部に固まって咲く花は内側にたくさんの蕾みがあるように見えるがこの多くは「閉鎖花」と言って花を開かないまま蕾みの中で「自家受粉」をして種を作る。スミレも花を開かず自家受粉で種を作る「閉鎖花」。を持っています。 和名「ホトケノザ」は茎の上部の葉が葉柄が無く対生で仏様の台座に見立てて付けられたものといいます。



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