マンテマ           なでしこ科
2011年5月30日

 河の土手や道端によく見られる、ヨーロッパ原産のナデシコ科の帰化植物で、1844年〜1847年頃渡来し、庭園に草花として栽培されましたが、後、野生化して今では川の土手やみちばたでよく見るようになりました。茎は30〜50cm葉と共に荒い毛が生え、花は一方に片よった穂状につき、下から順に咲きあがっていきます

 普通花弁は外側が白く中は濃赤色で2個の鱗片がきます。基本種var.gallicaは花が白色または淡紅色で濃紅色の斑が有りません。 マンテマの名がつくものにサクラマンテマ、エゾマンテマがあり、スイスで見かけたものはシラタマソウと呼ばれて日本でも庭に植えられていることがありますが、暖かい地方では次第に弱って消えていくことが多い。 マンテマの名は海外から渡ってきたときの呼び名マンテマンの略されたものではないかといいます。



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