ロウバイ  (カラウメ)臘梅    ろうばい科

 後水尾天皇の時代に朝鮮から渡ってきた中国原産の落葉低木で、庭木として植えられているものをよく見かけます。

 早春の花です、黄色で半透明の花弁はまるで蝋細工のようです、ロウバイの名の由来だろうと思います。また,ロウ月(12月の異名)に咲くからとの説も有ります。でも、前者の方が納得できそうです。花全体が黄色なのを素芯蝋梅といいます。


 カラウメとは唐からきた梅の意味ですが、梅はバラ科ですので親戚関係はありません。

    臘梅の 薄日ともなく 透す花   後藤 比奈夫



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