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采女城跡案内リーフレット刷新


  内部川が南に接して流れる泊山丘陵の南端に位置する采女城跡は、平治の乱で武功を立てた後藤家の末裔が遺したと伝えられる中世の山城です。
  独立した9つの郭、郭の周囲に巡らされた土塁、郭を隔てる深い空堀、歴史を秘めた古井戸が県下有数の規模と良好な保存状態で今なお残っています。

  采女城跡は「杖衝坂」「東海道」と並んで内部地区が誇る史跡トップスリーの一つで、広く内外に知られています。采女城跡は平成15年(2003)に結成した采女城跡保存会の手で整備されており、平成23年(2011)には四日市市市民緑地に指定され、大勢の人が訪れています。

  設立当初に作られた案内リーフレットは長く使われてきましたが、年月の経過とともに内容にも変化が生じてきたことから采女城跡保存会では新しいリーフレットの制作を進め、このほど完成しました。新リーフレットには地理や城跡の遺構、後藤家の歴史、伝えられてきた秘話などたくさんの情報がコンパクトに盛り込まれています。

  リーフレットはこちらから、またトップページのバナーから見ることができます。

  (2019年8月16日 采女城跡保存会より情報提供がありました)




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